2024.11.26

レンティオにおけるKARTE Message導入事例

2024.11.26

レンティオにおけるKARTE Message導入事例

2024.11.26

レンティオにおけるKARTE Message導入事例

導入の背景

レンティオは、家電を中心としたレンタル・サブスクリプションサービスを提供しており、顧客体験の向上と事業成長を目指し、少人数体制のグロースチームで様々な施策に取り組んでいました。 2021年にKARTEを導入し、サイト上でのパーソナライズ施策を推進してきましたが、サイト外コミュニケーションにおいては、従来のメールマガジン配信ツールでは顧客ごとにパーソナライズしたメッセージ配信が難しいという課題がありました。 具体的には、従来のメールマガジンは週2回、特定の曜日と時間に、全ての顧客に対して同じ内容が配信されるのみでした。 よりパーソナライズされた内容のメール配信を実施し、顧客体験を向上させるために、KARTE Messageの導入を決定しました。

導入の決め手

KARTE Message導入の決め手は、KARTE Datahubとの連携により、KARTEで取得した顧客データやセグメント情報をそのまま活用できる点でした。 レンティオはサイト上において、顧客属性、利用状況、製品在庫量などの多岐にわたるデータを組み合わせてコミュニケーション施策を設計しており、KARTE Message導入によってサイト外コミュニケーションにおいても同様のパーソナライズ施策が可能になると考えました。 また、国内産ツールであるKARTE Messageは、海外製MAツールと比較してUIが使いやすく、社内のメンバーにとって導入しやすい点も評価されました。

導入の成果と今後の展望

KARTE Message導入により、レンティオではレンタル商品に関連したクーポン配信、レビュー投稿依頼、お気に入り商品のリマインドなど、顧客の行動や状況に合わせたパーソナライズメール配信が可能になりました。 その結果、レンタル中のレビュー投稿率が約2倍、お気に入り商品のリマインドメール経由のコンバージョン率が通常のサイト訪問と比較して約5倍に向上するなどの成果が出ています。 また、KARTE Messageの導入によって社内の様々な部署からサイト外コミュニケーション施策に関するアイデアが寄せられるようになり、グロースチーム以外のメンバーも施策実行に携わるようになりました。

今後は、KARTE Messageの機能をさらに活用し、サイト上で実現できているようなパーソナライズされたコミュニケーションをメールでも実現していくことを目指しています。 顧客との長期的な関係構築を重視し、それぞれの顧客に最適化された情報を適切なタイミングで提供することで、顧客体験の向上に繋げていく方針です。