2023.02.06

デイトナ・インターナショナルにおけるKARTE導入事例

  • アパレル
  • ECサイト
  • 500名 - 5000名
  • KARTE
TEXT

2023.02.06

デイトナ・インターナショナルにおけるKARTE導入事例

  • アパレル
  • ECサイト
  • 500名 - 5000名
  • KARTE

2023.02.06

デイトナ・インターナショナルにおけるKARTE導入事例

  • アパレル
  • ECサイト
  • 500名 - 5000名
  • KARTE

KARTE導入の背景

デイトナ・インターナショナルは、ECサイトの普及により消費者の購買行動が大きく変化する中で、実店舗のDX実現が急務となっていました。2021年5月には経営刷新を行い、DX強化に乗り出し、ECと実店舗をシームレスにつなぐ施策を推進しました。また、同社はアパレル企業から「ライフスタイルテック企業」への移行を目指しており、そのために店舗DXソリューションの開発と外部企業への提供を始めています。実店舗とオンラインの両方で顧客体験を向上させるため、データに基づいた意思決定の必要性が高まっていました。

KARTE導入の決め手

デイトナ・インターナショナルは、デジタル接客の強化とリアルタイムパーソナライゼーションの実現を目指してKARTEを導入しました。すぐにデータを可視化し、顧客に最適な情報を出し分ける接客ツールが必要だったため、KARTEが選ばれました。また、KARTEは、ウェブサイト上でのユーザーの行動をリアルタイムで判別し、接客できる点が評価されました。さらに、KARTEは無償で丁寧なサポート体制があることも導入の決め手となりました。

KARTE導入の成果と今後の展望

デイトナ・インターナショナルは、KARTEを導入し、店舗DXソリューション「+PLUS MIRROR」と「+PLUS PAD」を開発しました。+PLUS MIRRORは、顧客の顔や肌色などからパーソナルカラーを診断したり、ファッションスナップから好みのタイプを診断したり、気分に基づいた占い診断を提供することができます。診断結果は、Webページと紙の診断カルテで提供され、顧客はECサイトへのアクセスや、お気に入りのアイテムリストを簡単に参照できます。+PLUS PADは、店舗の商品情報やキャンペーン情報を表示するタブレット型サイネージで、店舗のVMDに合わせて表示情報を柔軟に変更できます。これらのツールは、顧客に新しい発見を提供し、購買意欲を高めることを目指しています。

さらに、KARTEと連携することで、ミラー側のログデータと店舗・ECの購買データを突合したダッシュボードを開発し、施策の一括管理とユーザー識別に取り組んでいます。また、店舗内の行動分析をより精密に行うため、来店データと顧客会員データを連携し、来店頻度や購入率を取得し、マーケティングや商品開発に活用する予定です。同社は、これらのソリューションをパッケージ化し、外部企業へ販売することで、「ファッション企業からライフスタイルテック企業への発展」を目指しています。

デイトナ・インターナショナルは、これらの取り組みを通じて、デジタルとアナログを融合させ、顧客体験価値を高めるとともに、自社開発のソリューションを他社へ提供することで、業界全体のDXを加速させることを目指しています。

※本記事の情報は、2023年1月時点のものです。