2024.11.21
RENOSYにおけるKARTE導入事例
- 不動産
- 500名 - 5000名
- KARTE Blocks
- KARTE Message
- KARTE Datahub
- KARTE for App
- KARTE
導入の背景
RENOSYは、安心・簡単・最適な、不動産による資産形成を叶えるテクノロジーを活用したAI不動産投資サービスです。不動産業界は証券や保険などの業界と比べてテクノロジー化が遅れており、顧客体験の向上という点で課題を抱えていました。
顧客の属性データは把握できていても、行動データの把握や属性と行動データを組み合わせた分析ができていませんでした。また、Web、アプリ、メール、LINE、電話など顧客との接点が複数あり、それらを統合できていないという課題もありました。加えて、不動産という高額商品を扱うため、顧客の心理的ハードルを下げ、丁寧なUXを提供しながらPDCAを回していく必要がありました。
導入の決め手
Google Optimizeの提供終了に伴い、代替ツールを検討し、KARTE Blocksの検証を始めました。顧客との最適なコミュニケーションを支援するソリューションを求めており、KARTEは魅力的な選択肢でした。
最終的に、KARTE for AppやKARTE Datahubなど、ソリューションの網 羅性、ツールの使いやすさ、価格のバランスなどを総合的に評価し、KARTEの導入を決定しました。
導入の成果と今後の展望
KARTE導入により、RENOSYでは顧客体験向上のための施策を迅速に実行できるようになりました。A/Bテストの実施により、チャット形式の問い合わせフォームを導入した結果、CVRが約40%向上しました。
CRM・MA領域では、KARTEとLINEを連携させ、顧客の状態に応じたコミュニケーションの平準化とスケーラビリティの確保を目指しました。その結果、マイページへの再訪問促進、商談後のお客様へのタイムリーな営業通知、問い合わせ時のニーズに応じた自動配信によるアポイント獲得率の向上など、多くの成果を上げることができました。
サイト内コミュニケーションでは、特典の受取期限が迫っていることを知らせるメッセージをサイト再来訪時にポップアップ表示した結果、面談数が増加しました。
今後は、「安心・簡単・最適」というキーワードを重視しながら、データを活用した顧客体験の創出を目指しています。メール配信もKARTE Messageに統合し、顧客データに基づいた手触り感のあるコミュニケーションの提供などを計画しています。
※本記事の情報は、2024年11月時点のものです。