2025.05.14
IVRyにおけるKARTE Blocks導入事例
- KARTE Blocks
- BtoB
- 100名 - 500名
導入の背景
対話型音声AI SaaS「アイブリー」は、事業モデル上、LPからのリード獲得数が事業数値に直結するため、本格的なLPO（ランディングページ最適化）によるCVR改善が急務でした。サービスが初見では分かりにくい可能性があり、LPを訪れた顧客が自身の課題とIVRyの価値を結び付けられずに離脱してしまうという機会損失への懸念がありました。この課題を解消し、事業成長を加速させるため、サイト改善の取り組みを強化することになりました。
導入の決め手
LPOを推進するにあたり、少人数で数多くのA/Bテストを迅速に回せる体制が必要でした。KARTE Blocksは、深いコーディング知識がなくても施策を即時実装できる手軽さに加え、サイト改善経験のないメンバーでも扱える操作性が魅力でした。また、単にテスト結果の勝ち負けを知るだけでなく、実際の顧客行動を動画で確認できる「KARTE Live」機能が備わっている点が決め手となりました。これにより、結果の裏側にある「なぜ」を定性的に深く理解し、次の施策に繋げるという理想的な改善アプローチが可能になると判断しました。
導入の成果と今後の展望
導入後、半年で少人数体制ながら26件のA/Bテストを実施しました。特に、 競合調査を基に追加した「機能比較表」の施策では、単体でCVRが約40%向上するという大きな成果を上げています。また、KARTE Liveで顧客行動を観察することで、より精度の高い仮説を立てられるようになり、施策の質も向上しました。また、過去に実装したコンテンツでも、テスト結果をもとに不要と判断すれば気軽に非表示にできるため、意思決定の負荷が軽減され、サイト改善の文化がチームに根付きました。今後は、KARTE Liveの活用をセールスなど他部門にも展開し、社内全体の顧客理解を深め、事業推進に繋げていきたいと考えています。