2025.05.28

キャリアチケット就職におけるKARTE導入事例

  • KARTE Datahub
  • KARTE
  • 人材
  • 500名 - 5000名
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2025.05.28

キャリアチケット就職におけるKARTE導入事例

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2025.05.28

キャリアチケット就職におけるKARTE導入事例

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導入の背景

レバレジーズ株式会社が運営する新卒就職支援サービス「キャリアチケット就職」は、ユーザー数の増加に伴い、画一的なコミュニケーションしかできていないという課題を抱えていました。また、ユーザーがサービス内でどのような行動をとっているかの詳細なデータが十分に得られず、施策の確度を高められないという問題も顕在化していました。

導入の決め手

KARTEの導入を決定した理由は、ユーザーの詳細な情報を取得し、一人ひとりに合わせたパーソナライズされたコミュニケーションを実現できる点にありました。Google Analyticsではページ閲覧数などの大まかな情報は把握できたものの、個々のユーザーの具体的な行動までは分析できていませんでした。また、定性的な情報収集もユーザーインタビューが主でした。KARTEのユーザーストーリー機能により、ユーザー行動の時系列での詳細な追跡が可能になり、またA/Bテスト機能がKARTE内に組み込まれていることで、施策の実行から効果測定までをスムーズに行える点も評価されました。さらに、カスタマイズ自由度の高さと直感的なインターフェースも決め手となりました。

導入の成果と今後の展望

KARTE導入後、「キャリアチケット就職」は顧客理解を深め、パーソナライズされた施策を迅速に実行できるようになりました。最も大きな成果として、プロフィール入力率の改善が挙げられます。KARTEを用いたn1分析で離脱タイミングを特定し、入力例を提示するポップアップを表示することで、入力率を大幅に向上させました。また、自己PR自動生成機能へのKARTEアンケート機能の活用により、開発工数を抑えつつ迅速な施策リリースを実現しました。

ユーザー行動データとユーザーインタビューを組み合わせることで、顧客理解のアプローチが変化し、問い合わせ内容の理解が深まり、ユーザーインタビューの対象者選定精度も向上しました。施策に対して自信を持って推進できるようになったほか、社内でのデータ活用も進んでいます。

今後は、お客様一人ひとりに対して、より丁寧な「One to Oneコミュニケーション」の実現を目指し、プロダクト全体がカスタマイズされたような体験を提供することに注力します。プロモーションの観点では、ユーザーの流入元情報と連携させたパーソナライズされたコミュニケーション設計を進めます。また、競合との差別化のため、ユーザー体験の質を測るノーススターメトリック(北極星指標)を設定し、KARTEのデータを活用していく計画です。最終的には、学生と企業双方が確信を持って就職・採用の意思決定ができる世界を目指し、「就活そのものを変えていく」ことを目標としています。

※本記事の情報は、2025年5月時点のものです。