2025.04.30

三井不動産リアルティ株式会社におけるKARTE導入事例

  • KARTE Datahub
  • KARTE
  • 不動産
  • 5000名以上
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2025.04.30

三井不動産リアルティ株式会社におけるKARTE導入事例

  • KARTE Datahub
  • KARTE
  • 不動産
  • 5000名以上

2025.04.30

三井不動産リアルティ株式会社におけるKARTE導入事例

  • KARTE Datahub
  • KARTE
  • 不動産
  • 5000名以上

導入の背景

「三井のリハウス」では、不動産取引がオンラインで完結しない特性から、Webサイトの主要な役割を顧客を対面営業へスムーズにつなぐことと位置付けていました。Webサイトを訪れる顧客がブランドへの高いロイヤルティを持つことを認識し、お問い合わせにつながらない場合でも「また訪問したい」と感じてもらえるような、使いやすいUI/UXのサイトを目指していました。この目標を達成するため、2022年春のWebサイトリニューアル後も継続的な改善環境を整備する目的でKARTEの導入を検討しました。

導入の決め手

KARTE導入の決め手として、デモ段階で他のツールと比較して使いやすかった点が挙げられます。将来的には、ITツールに慣れていない社内メンバーや外部パートナーも使えるシンプルな操作性が魅力でした。導入後は、物件の価格帯やエリアによる施策の出し分け、ログイン状態、お気に入り登録物件の情報など、施策に必要なデータを細かく取得できるようにタグやイベントの設定に時間をかけました。初期設定後も追加で指標を導入する際に、タグの追加設置なしにイベントを発生させられるKARTEの「フィルターイベント」機能が便利だった点も評価されています。

導入の成果と今後の展望

KARTE導入後、顧客のWebサイト上での行動に合わせたポップアップ表示など、効果的な施策を実行できています。例えば、売却検討顧客への導線表示や内覧会予約促進のポップアップ施策は高い成果を上げ、再訪顧客には行動データに基づいた最適化された施策を提供できるようになりました。KARTE Liveを用いた顧客行動の観察を通じて、物件コメントよりも画像が重要であるといった新たな発見や、施策アイデアの獲得に繋がっています。他部署のメンバーも参加するブレスト会は、新鮮な視点を取り入れ、改善に貢献しています。

今後は、ページの表示速度を維持しつつUI/UXを磨き、顧客ニーズに基づいた新機能の実装や、メールマーケティングや広告を含むジャーニー全体でのCX設計に取り組む方針です。顧客が「三井のリハウスのWebサイトに来たら新しい発見がある」と感じるような、営業担当がいなくても顧客が再訪するサイトを目指し、継続的な改善を図ります。

※本記事の情報は、2025年4月時点のものです。