2025.06.18
日本経済新聞社におけるKARTE導入事例
- KARTE Blocks
- KARTE
- メディア・デジタルコンテンツ
- 500名 - 5000名
導入の背景
日本経済新聞社がKARTEシリーズを導入した背景には、デジタルシフトの加速に伴い日経電子版の重要性が増す中で、新規会員獲得と既存会員のエンゲージメント向上に課題を抱えていたことがあります。具体的には、既存のツールではユーザー行動や属性の変化に応じたリアルタイムでの動的なセグメント設定が不十分であり、UIやカスタマーサポートにも不満がありました。さらに、ツールの利用には技術的知識が必要で、施策実行までに時間がかかり、PDCAサイクルを迅速に回せない状況でした。
導入の決め手
導入の決め手となったのは、KARTEがユーザー一人ひとりの行動を高解像度でリアルタイムに解析し、そのデータに基づいた動的なセグメント設定やパーソナライズ施策を容易に実行できる点でした。また、デジタルマーケティング担当者が直感的に操作できるKARTEのUIが、施策の実行スピードと数を向上させ、迅速な仮説検証とPDCAサイクルの確立を可能にすると期待されました。プレイドの手厚いカスタマーサクセスおよびサポート体制も高く評価されました。
導入の成果と今後の展望
導入後、日本経済新聞社はまず日経電子版の新規会員向け申し込みサイトにおいてKARTEとKARTE Blocksを活用し、CX向上やLPO(ランディングページ最適化)に取り組んでいます。これにより、マーケティングチームが主体的にA/Bテストなどを実施できるようになり、施策の実行スピードと数が大幅に向上しました。今後は、日経電子版本体でパーソナライゼーションの展開による会員エンゲージメント向上の可能性も視野に入れながら、サイトのCX向上による新規会員獲得の最大化を目指していきます。将来的にはNIKKEI IDとKARTEのデータを連携させることで、さらに高度なパーソナライズを実現し、離反防止やエンゲージメント向上に繋げたいと考えています。