2024.02.05

NEWS DIGアプリにおけるKARTE導入事例

  • KARTE for App
  • メディア・デジタルコンテンツ
  • 500名 - 5000名
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2024.02.05

NEWS DIGアプリにおけるKARTE導入事例

  • KARTE for App
  • メディア・デジタルコンテンツ
  • 500名 - 5000名

2024.02.05

NEWS DIGアプリにおけるKARTE導入事例

  • KARTE for App
  • メディア・デジタルコンテンツ
  • 500名 - 5000名

導入の背景

TBSをキー局とするJNN28局によるニュースプラットフォーム TBS NEWS DIG Powered by JNNは、2022年4月18日にWebサイトを、同年10月にはアプリをローンチしました。国内外の幅広い取材網を駆使し、テレビでは伝えきれないニュースの真相を深掘りしたニュースコンテンツや、正確な防災情報を国内最速レベルで提供しています。豊富なコンテンツと情報の信頼性から、MAUを順調に伸ばしているNEWS DIGアプリですが、より多くのユーザーに利用してもらうためには、ユーザビリティの強化やユーザーとの接点を増やす必要性を感じていました。

導入の決め手

NEWS DIGアプリは、ユーザーの動きを精緻に見ていく必要性と今後の成長を見据えたデータ基盤の整備が必要だと感じていました。そして、データの正確性やツールとしての堅牢性など、安心・安全なツールを探していた結果、KARTEと出会いました。KARTEを選んだ決め手は、「パーソナライズ」と「即時性」、そして「拡張性」の高さです。データ収集はあくまでも顧客体験を向上させるための手段でしかありませんが、拡張性が高いKARTEであれば、データを元にさまざまな選択肢の中から施策を実行することができると考えました。

導入の成果と今後の展望

KARTE導入後、NEWS DIGアプリではKARTE for Appを用いたアンケートを積極的に実施しています。特に、夜の報道番組「news23」のリニューアルに合わせて、番組放送中、特定のニュースに関するアンケートをリアルタイムに実施する「みんなの声」というコンテンツをアプリに実装しました。さらに、KARTE Craftでアンケート結果を即時集計する機能を新たに開発し、アンケートに回答してくれたユーザーが「自分の立ち位置」を把握できるように結果を表示しています。

この施策は、当初アンケートの回答数が数百件とリーチが限られていましたが、KARTEから得られるデータをもとに改良を重ねた結果、今では安定して2,000件以上の回答が得られるようになりました。また、アンケート企画は、「ユーザーにニュースについて考えるきっかけを提供する」という当初の目的を果たすだけではなく、NEWS DIGアプリ全体の閲覧数向上にも寄与しています。

TBSでは、KARTEに蓄積されるデータを分析する上で、まずは手作業で見当をつける時間をとっています。KARTEのダッシュボードに表示されるデータを手書きで記録しながら、「どのタイミングで取り組んだ施策が、どれだけの効果を生んでいるか」を検証し、施策の検証とフィードバックを繰り返しています。

今後は、NEWS DIGアプリの良さをより多くの人に知ってもらい、ユーザーとさまざまな接点をつくりながら、見てほしいコンテンツや利用してもらいたい機能をしっかりと届けていきたいと考えています。そして、リアルタイムなデータを収集できる強みを生かして、災害情報をはじめとした、いま必要な情報を適切に表示することにも注力していく予定です。最終的には、日常から緊急時まで信頼して使っていただけるような、フェーズフリーなアプリを目指しています。

※本記事の情報は、2024年2月時点のものです。