2023.04.18

my routeにおけるKARTE導入事例

  • メディア・デジタルコンテンツ
  • 100名 - 500名
  • KARTE Datahub
  • KARTE for App
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2023.04.18

my routeにおけるKARTE導入事例

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2023.04.18

my routeにおけるKARTE導入事例

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導入の背景

トヨタファイナンシャルサービスは、金融サービスを提供する企業でありながら、新たな事業領域への挑戦としてMaaSアプリ「my route」を展開しています。しかし、アプリの開発やグロース施策に多くのリソースを割けない状況にありました。my routeは、「すべての人に移動の自由を」というビジョンを掲げ、人々の移動を促進し、街や地域のにぎわいを創出することを目指しています。そのためには、ユーザーエンゲージメントの向上が不可欠であり、そのための効果的なツールが必要とされていました。また、地域パートナーとの連携も重要であり、地域パートナーにmy routeの価値を伝え続ける必要がありました。

導入の決め手

KARTE for App導入の決め手は、エンジニアでなくても使えるという点でした。従来のプッシュ通知の仕組みでは、開発担当に依頼する必要があり、リードタイムが長く、施策の実行に時間がかかっていました。KARTE for Appであれば、自分たちでスピーディーに施策を実行できるため、迅速な仮説検証が可能になると考えました。また、プッシュ通知機能やデータの可視化機能も重要な要件でした。さらに、KARTE for Appの導入にあたっては、プレイドの営業担当者のサポートも決め手となりました。会社として初めてツールを導入するにあたり、機能だけでなく、社内の納得を得て稟議を通すための工夫など、さまざまな相談に乗ってもらえたことが大きかったようです。

導入の成果と今後の展望

KARTE for App導入後、ユーザーエンゲージメントが向上し、DAU(デイリーアクティブユーザー)が倍増しました。プッシュ通知施策を自分たちで考え、実行できるようになったことで、1地域に対して月8本ものプッシュ通知を実施できるようになりました。また、Datahub BIを導入したことで、データの可視化が容易になり、営業やマーケティングのメンバーが好きな時にデータを見られるようになりました。レポート作成にかかる工数も大幅に削減され、以前は1日かかっていたレポート作成が、約1時間で終わるようになりました。さらに、イベント計測機能やポップアップ機能を活用することで、開発に頼らずに施策を迅速に実行できるようになりました。

これらの成果により、社内では「KARTEでできるんじゃないの?」という相談が増え、組織全体の意識が変化しました。今後は、PDCAサイクルを回せる体制づくりと、ノウハウをためて、やり続けることを目標にしています。また、地域パートナーに向けて、アプリの利用状況に関するデータを提供し、my routeの価値をさらに高めていくことを目指しています。

※本記事の情報は、2023年4月時点のものです。