2024.11.26

タカミのKARTE Blocks導入事例

2024.11.26

タカミのKARTE Blocks導入事例

2024.11.26

タカミのKARTE Blocks導入事例

導入の背景

タカミは、高品質なスキンケア製品を製造・販売し、「生涯美肌のかかりつけ」として、多くのお客様のスキンケア習慣に伴走し続けているスキンケアブランドです。同社の売上は、自社ECサイトが大きな割合を占めています。しかし、ECサイトにおいて「設計から実装完了までの期間が長い」という課題を抱えており、顧客体験の向上を迅速に進めることが難しい状況でした。 具体的には、UIの変更を外部パートナー企業に依頼する必要があり、他の開発案件との兼ね合いで、実装が完了するまでに数ヶ月かかることも少なくありませんでした。このタイムラグによって、解決すべき課題が変わったり、優先順位が変わったりするなど、効果検証の精度が上がらないという問題が発生していました。

導入の決め手

上記のような課題を解決するため、タカミはKARTE Blocksの導入を決定しました。 導入の決め手となったのは、「OMSやCMSの制約を受けず、ライトにコンテンツを実装できること」「内製による実装のスピード感」「施策の検証のしやすさ」の3点です。 特に、UI/UXチームにコーディングスキルを持ったメンバーが多数在籍していたため、ノーコードで多くの操作が可能なKARTE Blocksは、大きな可能性を秘めていると判断されました。

導入の成果と今後の展望

KARTE Blocksの導入により、タカミは以前は2ヶ月程度かかっていたUIの変更を、わずか1週間で実装できるようになりました。

具体的な導入事例として、LPからカート画面への導線改善施策が挙げられます。 これまで、LPで「購入」ボタンを押すとカート画面に遷移し、そこから決済画面に進むというフローでしたが、カート画面での離脱が多いという課題がありました。 そこで、KARTE Blocksを活用し、LPから直接決済画面に遷移するようリダイレクト機能を実装しました。同時に、決済画面上部にカート内商品を表示することで、顧客の納得感を維持しながら離脱率を改善することに成功しました。

KARTE Blocksの導入は、チームにも大きな変化をもたらしました。PDCAサイクルを回す回数が増加し、UI/UXの改善に向けた施策を数多く実行できるようになりました。 また、エビデンスに基づいた意思決定が可能になり、以前の施策の効果を参考に、新たな施策の効果を予測できるようになりました。 さらに、メンバーが主体的にチャレンジするようになり、自己効力感を高めることにも繋がりました。

今後は、顧客一人ひとりに最適な体験を提供し、長く付き合える関係を築くことに注力していく方針です。 Web広告の競争が激化する中で、一度サイトを訪れた顧客に悪い体験を提供してしまうと、ブランドへの信頼を失い、再訪の可能性は低くなってしまいます。 そのため、サイトの文言、定期便の同梱物、メールの内容など、細部にまでこだわり、ブランド体験価値の向上を目指します。 ブランドへの信頼は、細部へのこだわりによって築かれるという信念のもと、タカミは、顧客から「信じて、選ばれ続けるブランド」として認知されることを目指しています。